Wikipediaでは2010年から寄付のお願いというものが実装されました。これは、ウィキメディア財団の運営資金を募るバナーであり、今も定期的に表示されることから嫌っている人も多いと思います。
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-32-1024x489.png)
スマートフォンから開いた場合、スクリーンショット2枚分に相当する文章が表示されるので記事の可読性を損ねます。
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-33-471x1024.png)
そこで今回はパソコンとスマートフォンで寄付のお願いを消す方法を紹介します。なお、サイトのリニューアルなどによってこの手法が使えなくなる可能性があります。ご了承ください。
パソコンで寄付のお願いを消す
uBlock Originを使う
uBlock Originを使うとカスタムフィルターを追加できます。このカスタムフィルターからこのポップアップをブロックします。
![](https://addons.mozilla.org/user-media/previews/full/238/238546.png?modified=1622132421)
拡張機能一覧からメニューを開き、右下の歯車マークを押します。
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-34.png)
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-35.png)
上のタブから「My filters」を選択します。
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-36.png)
下の入力欄に以下のコードを貼り付けます。
wikipedia.org##.cn-fundraising
wikipedia.org##.frb
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-48.png)
こうすることでcn-fundraisingクラスが削除され迷惑なポップアップが表示されなくなります。
Stylusを使う
Stylusを使って要素を非表示にする方法もあります。以下のコードをwikipedia.orgに適用することでポップアップが表示されなくなります。
.cn-fundraising .frb{
display: none;
}
スマホでブロックする方法
スマホでブロックするにはモバイル版FirefoxやKiwi Browserで利用できるuBlock Originを使います。モバイル版Firefoxはアドオンの導入が簡単にできるのでおすすめです。
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/03/Article14.png)
まずはuBlock Originを導入します。
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-38.png)
uBlock Originをタップして設定を開きます。
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-39.png)
My filtersを選択します。
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-40.png)
以下のコードを入力欄に張り付けます。
wikipedia.org##.cn-fundraising
wikipedia.org##.frb
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-47-455x1024.png)
入力ができたら左上の決定ボタンを押して適用します。
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-45.png)
左:適用前 右:適用後
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-50-455x1024.png)
![](https://smartphone-note.com/wp-content/uploads/2023/04/image-49-455x1024.png)
こうすることで迷惑なポップアップをブロックできました。
このように、要素を指定して非表示にするだけでブラウジングはとても快適になります。しかし、場合によってはコンテンツ制作者から嫌われる可能性もあります。ブロックしたからと言って寄付することを忘れないようにしてください。最後まで見ていただきありがとうございました。
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